基礎マクロ
このページは一橋大学における『基礎マクロ経済学』のためのページです.
This page is for “Introductory Macroeconomics” at Hitotsubashi Univ written in Japanese.
重要事項
- シラバス: link
- 授業形態: オンデマンド(録画のこと)
- Google Classroomに授業動画をアップロードします.Google Classroomへのリンクは、CELSやmanabaの履修者向けのお知らせに貼っています.
- 成績評価方法: 期末試験のみ
- 質問:
- メール/Office Hour/匿名の質問フォームのいずれか
- Office Hourはオンラインで行います.リンクはGoogle Classroomに毎週貼っています
- Google Classroomに匿名でも質問できるformを置いているので、匿名で質問・指摘したい場合はそちらに書き込みをしてください
- 連絡先: masashi.hino[@]r.hit-u.ac.jp
- 授業に関する連絡時は『基礎マクロ質問』とタイトルに入れてもらえると助かります(それでメールをフィルターしてます.)
- 前提知識:
- 入門経済学および100番台のコースが既習であることが望ましいです.
- (やる気がある一年生が履修を悩んでいる場合、試しに履修することを歓迎します)
- 基礎ミクロ経済学と基礎計量経済学を既習または同時履修中であることが望ましいです.
- (コメント:特に基礎ミクロ経済学とは内容が多少重複する予定です.そのため同時履修の方が学習効率は良いと思います)
- 中級マクロやマクロ経済学[I],[II]とも内容が重複する部分があるので,基礎マクロの後に中級マクロやマクロ経済学[I],[II]のようなクラスを履修すると,学習効率が高いと思います.
- 入門経済学および100番台のコースが既習であることが望ましいです.
参考文献 この授業は配布資料のみで学習が自己完結するように注意しています.以下の参考文献はこの授業と重複するトピックが多く,難易度が似ている書籍の参考例です.購入は必ずしも必要ではありません.
[1] Pablo Kurlat ``A Course in Modern Macroeconomics’’ or Amazon link
[2] 二神・堀『マクロ経済学』(Amazon link)
[3] 宮尾『コア・テキスト マクロ経済学(第二版)』(Amazon link)
[3] 三野『マクロ経済学』(Amazon link)
[4] 柴田・宇南山『マクロ経済学の第一歩』(Amazon link)
[5] 細野『いまこそ学ぼう マクロ経済学』(Amazon link)
いずれも教科書として良い定評があると思いますが,中でも特に1冊目のPablo Kurlat教授の教科書はアメリカの最先端にいる(若手の!)教員が学部中級程度を対象に書かれた稀有な教科書だと思います(学部初級者向けの教科書は多いです).中級程度のマクロ経済学を取る予定の人,大学院やマクロ経済学の知識を使った職業に関心のある人にとっては現状一番の教科書だと思います.時間をかけて読む価値の高い本だと思います.
授業予定 (仮)
- week 1. イントロ,数学のレビュー
- week 2. マクロ統計
- week 3. 家計: 消費と貯蓄
- week 4. 家計:消費と余暇・労働
- week 5. 企業:投資
- week 6. 均衡: GE, RBC入門, 簡単な資産価格理論
- week 7. 均衡:(続)
- week 8. 経済成長: ソローモデル
- week 9. 経済成長: (続)
- week 10. 貨幣
- week 11. IS-LMおよび簡単なニューケインジアン
- week 12. IS-LMおよび簡単なニューケインジアン(続)
- week 13. AD-ASおよび簡単なニューケインジアン
- week 14. 進んだ経済政策議論 (最適金融政策,時間非整合性,コミットメント)
- Time permitting… 疫学マクロモデル(SIRモデル等)
練習問題
授業で配布している練習問題をこのページにまとめました.授業よりも難しい内容が多いです.